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6/21
2016

サトウカズオさん(3)サラリーマン向けのFX

今週も先週に引き続き、サトウカズオさんについてです。

 

(サトウカズオさん(1)リーマンショックで300万円の損失についてはコチラ!)

 

(サトウカズオさん(2)トラッキングトレードでFX再開についてはコチラ!)

 

出張の多い仕事でもトレードできる

 

FXトレーディングシステムズの「トラッキングトレード」を利用しているサトウ ノブオさん。「下がれば買い・上がれば売り」と自動的に取引を繰り返してくれるリピート系注文、どこが魅力なのだろうか。

 

「寝ている時も、遊んでいる時も、仕事している時も、PCやスマホの電源を切っていても全部自動で売買してくれるのが魅力ですね。出張の多い仕事で、時間を決めて定期的にチャートを見るのが難しいので、裁量取引は雇用統計などのイベントで少しやるくらい。取引のほとんどをトラッキングトレードに任せています」

 

トラッキングトレードを利用していると1日に何度も取引が発生するが、サトウさんがFXに費やす時間はごくわずかだ。

 

「仕事の合間にレートをチェックするだけなので取引時間はゼロですし、ブログを書くために約定履歴を確認するのも1分くらい。仕事に支障をきたすこともありません」

 

数あるリピート系注文、選択のポイントは

 

発注を自動化できるから自分は仕事や趣味、家庭に時間を費やせるのは、トラッキングトレードに限らずリピート系注文に共通する魅力だ。

 

しかし、リピート系注文は種類が多い。マネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」(トラップリピートイフダン)や、アイネット証券の「ループ・イフダン」、外為オンラインひまわり証券の「iサイクル注文」などがある中、トラッキングトレードを選んだ理由はどこにあったのだろうか。

 

「大きな理由がコストです。私が始めたときは手数料が無料で、しかもスプレッドも米ドル/円が0.3銭と狭かったため、他にくらべてコストが割安でした。今は手数料をとられるようになってしまったため、ループ・イフダンのほうが低コストですが、わずかな差なのでトラッキングトレードをそのまま使っています」

 

アイネット証券のループ・イフダンだと通貨ペアが米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル円、英ポンド/円、ユーロ/米ドルに絞られるが、トラッキングトレードだと外貨同士を含め24通貨ペアと多め。この辺りも魅力になってくるだろう。

 

成功は自分のおかげ、失敗はトラッキングトレードのせい

 

300万円の資金を運用するサトウさん。決して小さな金額ではない。任せっぱなしにする不安はないのだろうか。

 

「裁量取引では心理的な負担が大きかったですが、いまは気が楽。成功したら『見る目のあった自分のおかげ』だし、失敗したら『トラッキングトレードのせい』と割り切れますから(笑)」

 

【プロフィール】
サトウ カズオさん
『iサイクル注文 トラッキングトレード評判検証ブログ』 管理人。出張の多い会社員。FX開始から2カ月後、リーマンショックによる円高で強制決済となり300万円を失う。いったんはFXから足を洗ったものの、リピート系注文をきっかけに再開する。現在はFXトレーディングシステムズの「トラッキングトレード」などを利用。FXに費やす時間は約定確認などのための「1日1分」だけ。

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6/14
2016

サトウカズオさん(2)トラッキングトレードでFX再開

今週も先週に引き続き、サトウカズオさんについてです。

 

(サトウカズオさん(1)リーマンショックで300万円の損失についてはコチラ!)

 

アベノミクス円安をきっかけにFXへ回帰

 

リーマンショックで300万円を失い、一度はFXから離れたサトウ カズオさん。FXへ戻ったきっかけは何だったのだろう。

 

「アベノミクスで株高・円安が始まると、『株で副収入を得た』『FXで儲けた』なんて話をあちこちで聞くようになりました。私も人間ですから欲があります。もう少しいいものを食べたい、もっといいオーディオ機器が欲しい、あと少しお金があればと。株はわかりませんがFXだったら経験がある。もう一度やってみようと思いました」

 

2012年から始まったアベノミクス。1ドル75円から昨年には125円まで円安が進んだ。この機会にFXを始めた人は多いだろう。

 

「ただ、以前の失敗があったので裁量取引はやりたくありませんでした。ちょうどその時知ったのがリピート系注文の『トラッキングトレード』だったんです」

 

5月の損益もプラスに

 

トラッキングトレードはFXトレーディングシステムズが提供するリピート系注文。通常のリピート系注文のように一定幅で下がれば買い・上がれば売りを繰り返していく。ただ、他のリピート系注文にはない、大きな特徴はトレンドの自動追尾機能だ。

 

「為替レートが思った以上に動いても、トラッキングトレードは追尾して売買を繰り返してくれる。今は米ドル/円の買いでトラッキングトレードを使っているのですが、今年5月は106円割れと想定以上に円高が進みました。ところが、トラッキングトレードが追尾してくれたため、損益はプラスで終われました」

 

 

デモ口座での好成績でリアルマネーを投入

 

トラッキングトレードを知ったころに話を戻そう。

 

「FXの経験があるとはいえ、かじった程度の知識だし、なによりサラリーマンなのでパソコンの前に張り付くようなトレードはできない。トラッキングトレードなら自分程度の知識でもできるなと思って、最初はデモトレードで試してみたんです。お金を失う怖さが記憶にありましたから。そうしたらこれが儲かってしまって(笑)」

 

最初の1カ月に33万円、2カ月目にも16万円の利益になったという。

 

「あくまでもデモですけどね。ただ、これなら行けるのではとリアルマネーで始めました。資金は150万円、昨年3月のことです」

 

サトウさんが使ってみたトラッキングトレードの感想、活用のポイントを聞いていこう。

 

(サトウカズオさん(3)サラリーマン向けのFXについてはコチラ!)

 

【プロフィール】
サトウ カズオさん
『iサイクル注文 トラッキングトレード評判検証ブログ』 管理人。出張の多い会社員。FX開始から2カ月後、リーマンショックによる円高で強制決済となり300万円を失う。いったんはFXから足を洗ったものの、リピート系注文をきっかけに再開する。現在はFXトレーディングシステムズの「トラッキングトレード」などを利用。FXに費やす時間は約定確認などのための「1日1分」だけ。

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6/7
2016

サトウカズオさん(1)リーマンショックで300万円の損失

今週から、サトウ カズオさんについてのコラムが始まります。

 

「投資失敗で自殺する人の気持ちがわかった」

 

「リーマンショックの直後、300万円を失いました。株やFXの失敗で自殺する人の気持ちがわかった気がしました」

 

そう振り返るのは、『iサイクル注文 トラッキングトレード検証ブログ』 管理人のサトウ カズオさんだ。もちろんサトウさんは自殺せず、今もFXを取引している。

 

「あの頃は裁量で取引していました。素人考えのデイトレです。今思うと、恐ろしいですよね。チャートも見ずに、というか見方がわからないので、他人のブログやメルマガを参考に方向性を確認して50pips動いたら利食いと、適当なトレードでした。それでも最初の1か月ほどは儲かっていたのだから不思議ですよね」

 

1カ月強で17円の円高が進んだ

 

ところが、ビギナーズラックは長くは続かない。

 

「リーマンショックの円高で一気に含み損がふくらみました。『損をしたくない、いつか戻るだろう』と根拠のない期待でチャートを見つめるだけ、損切りはせずに、追加入金してひたすら耐えていましたが、円高が進むばかりで、ついには強制決済になりました」

 

リーマンショックから8年が経過した。あの相場を経験していないFXトレーダーも増えただろう。リーマンショック前の水準は今(2016年6月)とさほど変わらない水準、107円から108円前後にあった。「来月には90円割れ寸前まで円高が進みます」と言われても、にわかには信じがたい。しかし、それが起きたのがリーマンショックだった。

 

<米ドル/円 4時間足チャート>

※クリックすると拡大します

 

アベノミクスをきっかけにFXを再開

 

「300万円の損失から立ち直るには、結構な時間がかかりました。今は『事故ってクルマを1台潰しただけ』と割り切っています。そうでも思わないと、やってられないですよね(笑)」

 

資産形成の途上にある会社員にとって300万円の損失は大きな痛手。FXがトラウマにもなるだろう。

 

「リーマンショック以降、FXには手を出しませんでした。再開したのはアベノミクスがきっかけです」

 

サトウさんをFXに呼び戻したものは何だったのか。次回以降、聞いていこう。

 

(サトウカズオさん(2)トラッキングトレードでFX再開についてはコチラ!)

 

(サトウカズオさん(3)サラリーマン向けのFXについてはコチラ!)

 

【プロフィール】
サトウ カズオさん
『iサイクル注文 トラッキングトレード評判検証ブログ』 管理人。出張の多い会社員。FX開始から2カ月後、リーマンショックによる円高で強制決済となり300万円を失う。いったんはFXから足を洗ったものの、リピート系注文をきっかけに再開する。現在はFXトレーディングシステムズの「トラッキングトレード」などを利用。FXに費やす時間は約定確認などのための「1日1分」だけ。

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5/31
2016

おばらっちさん(4)10カ月で専業トレーダーに

今週も先週に引き続き、おばらっちさんについてです。

 

(おばらっちさん(1)「私はバックテスター」についてはコチラ!)

 

(おばらっちさん(2)大切なのは「負けの結果」についてはコチラ!)

 

(おばらっちさん(3)「ティック足」を利用についてはコチラ!)

 

シェフからIT企業を経てトレーダーへ

 

独特なティック足やバックテスト、トレード記録の検証などFXについて話しだすと止まらない、理論派のおばらっちさんだけど、FXについては「遅咲き」だ。

 

「もともとはフランス料理のシェフだったんです。軽井沢に自分のお店を開いていたのですが、長野オリンピックの余波で家賃が値上げに。仕方なくお店を閉じることになりました」

 

シェフからトレーダーへ転身か、と思うのだが――。

 

「次の仕事はIT企業でのサラリーマンでした。その後独立しソフトハウスを経営するまでになったのですが後進に社長職を譲って退職。ITコンサルタントとして自営する中で出会ったのがFXでした」

 

「FXなら景気に左右されずに稼げる」

 

おばらっちさんがFXを始めたのは2009年。40代になってからだった。

 

「ITの仕事は波があり収入が安定しませんでしたが、FXで稼げるようになれば景気に左右されず稼げる。そう思ったので、最初から専業トレーダーへの転身を視野に入れ、『FX=ビジネス』と考えて取り組んでいました」

 

おばらっちさんがFXを始めてから専業トレーダーへ転身するまで、わずか10カ月。異例のスピードだが、それも「FX=ビジネス」との割り切りがあってのこと。

 

「最初から上手くいったわけではありません。住宅ローンも抱えていましたから生活費も含めると毎月30万円ほどの支出があったのに、思うように稼げない。貯金残高20万円まで追い込まれた時期もありました」

 

プログラミングの知識を活かして自動売買やテクニカル分析の改良などに手を出したこともあるが、行き着いたのはシンプルなローソク足だった。

 

テクニカルよりローソク足とリスク管理

 

「テクニカル分析ばかりを気にして、ローソク足を見ていないことに気がついたんです。今も補助的にテクニカル分析を使うことはありますが、基本的にはローソク足しか見ていません。テクニカル分析は道路標識のようなもので、大雑把な目安にはなりますが、それだけで目的地に到達できるわけではない。目的地への地図となるのは、やはりローソク足だし、大切なのは目的地へ安全にたどり着くためのリスク管理なんです」

 

テクニカル分析を語らせれば多くの引き出しを持っているおばらっちさんなのに、使っているのは移動平均線だけの非常にシンプルなチャート。テクニカル分析にばかり気を取られている人は、一度原点に立ち返ってみては。

 

【プロフィール】
おばらっちさん
20代でレストランのオーナーシェフ、30代でソフトウエア会社経営を手掛けた後、ITコンサルティング事業などを立ち上げて独立。2009年にFXトレードに出会い、現在は専業トレーダーとしてFXの収入で生計を立てる。セントラル短資FXでのセミナーなどFX講師としての活動も活発。

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5/24
2016

おばらっちさん(3)「ティック足」を利用

今週も先週に引き続き、おばらっちさんについてです。

 

(おばらっちさん(1)「私はバックテスター」についてはコチラ!)

 

(おばらっちさん(2)大切なのは「負けの結果」についてはコチラ!)

 

「損小利小」のスキャルピング

 

バックテストや取引履歴の検証などを重視する理論派のおばらっちさん。その取引スタイルはスキャルピングだ。

 

「トレードの理想は一般的に、損失を小さくし利益を大きくすること。つまり『損小利大』と言われますが、自分は『損小利小』。損失を小さくし、その代わり利益も小さい。目安としているのは『1日10pips』です」

 

大きな利益を狙うと損失も大きくなりがちだし、損失を小さくしようとすれば利食いも早くなりがちだ。「損小」を優先させるか、「利大」を重視するか、損失と利益のバランスに悩む人は多い。

 

「自分の場合、損切りは早いですが利益確定も早い。自分のなかで可能性の高いパターンでのみエントリーするため、勝率が8割程度はあり、利幅は10pipsでも取引量を大きくすることで充分な利益を得られています」

 

根底にあるのは「稼ぐことより資金を守ることが重要」との思想。損切りを常に小さくしておけば、大儲けはなくとも、大損する可能性も小さくできる。

 

使うチャートは独特な「ティック足」

 

そんなおばらっちさんが見ているのは、独特な『ティック足』のチャートだ。通常だともっとも短い時間軸のチャートは1分足。さらに短いものだと、値動きを逐一記録していく折れ線グラフのような「ティック」(tick)もあるが、ティック足はどちらとも違う。

 

「通常のチャートでは横軸が時間。1分間経てば、新しいローソク足が1本描かれます。でも、私が見ている70ティック足は違う。値動きが70回あると、新しいローソク足が1本描かれます。70回の値動きに要する時間が30秒だろうが5分だろうが、ローソク足は1本だけなんです」

 


※クリックで拡大します

 

ティック足を表示できるチャートは?

 

為替レートの数字を見ていると、ニューヨーク時間には1秒の間にもチカチカと頻繁に更新されるし、早朝だと数秒間動かないこともザラ。だから、おばらっちさんが見ている70ティック足は値動きの激しい時間帯にはローソク足が多く描かれるし、値動きが落ち着いているとローソク足がなかなか更新されない。

 

「ティック足を見ていると、1分足では1本のローソク足に内包されてしまうような動きも逃さず捉えることができます。スキャルピング向けですが、面白いチャートだと思います」

 

セントラル短資FX「ウルトラFX」の「Uチャート」やインヴァスト証券「FX24」のリッチクライアント版ツールのチャートなどでティック足を表示できる。試してみよう。

 

(おばらっちさん(4)10カ月で専業トレーダーについてはコチラ!)

 

【プロフィール】
おばらっちさん
20代でレストランのオーナーシェフ、30代でソフトウエア会社経営を手掛けた後、ITコンサルティング事業などを立ち上げて独立。2009年にFXトレードに出会い、現在は専業トレーダーとしてFXの収入で生計を立てる。セントラル短資FXでのセミナーなどFX講師としての活動も活発。

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高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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